日本政策金融公庫の借入申込書ってどう書くの?
創業融資
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日本政策金融公庫の借入申込書の書き方を解説しますので、ポイントを押さえてご記入ください。
日本政策金融公庫に融資を申し込む際の借入申込書は下記のURLからPDFをダウンロードできます。
https://www.jfc.go.jp/n/service/pdf/mousikomi190701_dl.pdf
この申込書は表面と裏面がありますので、両面印刷もしくは片面ずつ印刷してご提出ください。
裏面には個人情報の利用について記載があるので目を通しておきましょう。
日本政策金融公庫の各支店窓口でも入手可能です。
1.署名・捺印
法人名と代表者の氏名を記入します。捺印は印鑑証明と同じものを使用しましょう。署名は必ず直筆で書く必要がありますのでご注意ください。
2.お申込金額・お借入れ希望日
お借入希望額は創業計画書に記載した金額と同額を記入しましょう。
借入申込後1~2週間後に面談があり、1週間程度審査の期間を経てから融資実行となりますので、最低でも3週間以上空けた日付を記入しましょう。
3.返済に関する情報
①返済期間
返済期間は月々の返済額がいくらになるのか、その金額を毎月支払えるのかよく検討して設定しましょう。
②元金据置
元金据置は返済開始後どのくらいまで元金の返済を猶予してもらい、利息の支払のみにするか期間を記入する欄です。
据置期間を設定しても返済期間がその分延長される訳ではなく、その分、元金の支払いが開始すれば月々の支払いは大きくなりますので、長すぎない期間で申し込むようにしましょう。 売上が入金されて事業が回るようになるタイミングまでで設定すると良いでしょう。
③毎月のご返済希望日
口座の残高不足で返済が滞ってしまうと信用にかかわります。主要取引先の入金日がわかっている場合、入金日の後に設定すると良いでしょう。
④資金の使いみち
運転資金や設備資金の使い道は、創業計画書に記載した内容と同じものを記入しましょう。
4.住所
住所の欄は3段あり、上の1段目が本店所在地、2段目が営業所となっています。開業場所が確定している場合は登記の際に届け出た所在地を記入しましょう。
3段目は自宅住所ですので住民票に記載された住所通りにご記入ください。
5.創業年月・業種・従業員
創業予定日と創業時の業種・従業員数を記載しましょう。代表者一人だけで事業を始める場合は0人と記入して問題ありません。
6.申込人または法人代表家族
こちらの家族は住所の欄に記載した住所で同居している家族情報のみで結構です。
なお、同居家族に事業主がいて、公庫からの借り入れがある場合は、取引情報や口座の残高等を確認されることがあります。