面接ではどんな質問をされるの?

創業融資


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日本政策金融公庫の面談では事前に提出した創業計画書をもとに進められていきます。その内容に補足をしたり、書ききれなかった思いや、さらに細かい内容を伝えたりすることができるのが面談です。面談と聞くと緊張してしまう方もいるかと思いますが、ご自身の起業に対する考えや計画を伝える最大のチャンスですし、面談の融資担当者も実は起業を応援したいと思っているので落ち着いて臨みましょう。

この記事では面談の際に必ずと言っていいほど聞かれる6つの質問と答え方を説明します。ぜひこの記事を参考にしっかりと対策をし、融資を成功させてください。

Q.創業の動機を教えてください

創業の動機を質問するのは、これから行おうとする事業への意欲を確かめるためです。

創業計画書にも同じ質問があるので内容とズレが無いことはもちろん、書ききれなかった熱い思いを伝えましょう。

Q .これまでの経歴・職歴を教えてください

この質問の意図は事業が成功する可能性がどれ程あるか図るためのものです。

創業計画書と略歴の欄がありますが、スペースが小さいため全ての経験を書ききれていないと思います。これまでの経験がどのように起業する事業の内容につながるのか、どれほど準備してきたのかを、ストーリー立てて説明しましょう。

Q .自己資金はどのようにして貯めましたか

自己資金に認められるお金と認められないお金があります。

消費者金融からの借入れ金のように将来的に返済しなければいけないお金は自己資金として認められません。こちらの質問は自己資金があるように見せかける『見せ金』という不正行為がないか確認するための質問です。

コツコツ給与から貯めてきたお金はお金の管理ができ、起業に向けた努力ができる人間だと見られ好印象につながります。相続金の場合には遺産分割協議書を用意するなど、返済義務がないお金であることを客観的に説明できるようにしましょう。

Q .入金と支払いサイクルの計画

この質問は計画の妥当性を確認するためのものです。

取引先からの入金が遅ければ資金繰りが大変ですし、入金に対して支払いが多ければ事業を回していくことはできません。建設業は特に入金が遅くなるケースが多いので、事業を回していけるようしっかりと計画を立てましょう。

Q .事業がうまくいく根拠

この質問はどのように利益を出して、返済ができるのか確認するためのものです。

どんなに社会貢献ができる、人の役に立つ素晴らしい事業でも、きちんと売上と利益が出て返済ができる事業でないと融資は通りません。

なぜうまくいくと言い切れるのかを説明するために、事業計画書や創業計画書を作り込んだり、その他説明資料を準備しましょう。

Q .取り扱う商品・サービスの強み・弱み、他社との差別化できる点

この質問は、経営者が自分の事業をしっかり熟知できているのか、この事業は成功するのかを確認するためのものです。

サービスの強み・読みを答える際は、自分で考えているだけでなく客観的に見て妥当と思える内容で説明するよう心がけましょう。創業を計画している地域での需要や、業種の市場規模、将来性を調べてみるとよいでしょう。

他社との差別化できる点を答える際は、融資の担当者が頭でイメージできるものがよいでしょう。

第3者が理解できてこそ差別化や強みになりますので伝え方には注意が必要です。

また、前職と同業種で独立を考える方はとても多いです。対象顧客が同じになりますので、確実に売上を確保するために明確な差別化を提示して、なおかつ円満な退社であることを印象づけた方が好印象につながります。

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