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■資本金はいくらにすればいい？　1円で設立できるって本当？

2006年に会社法が改正され、最低資本金の概念がなくなったため、会社法では理論上資本金１円からの会社設立が可能となっています。

容易に会社を設立できるようになり、一定期間は消費税の免除を受けることができるなど、資本金1円で会社を設立するメリットがあります。

しかし、資本金を1円にしてしまうと建設業の事業開始後すぐに資金不足になる可能性や、金融機関からの信用もされにくく融資が受けられない可能性があるというデメリットもあります。

特に日本政策金融公庫などの公的機関では、岡山に限らず資本金によって融資限度額を設けている場合もあります。

ただし、資本金を入れすぎると個人の収支が合わなくなり会社からお金を借りることにならないように注意してください。

やはり、設立前には建設業の事業計画を立てて資金計画まで落としておいて法が無難です。

作成方法が分からない場合などは岡山の税理士などの専門家にお任せください。

■役員は何人必要ですか？

以前は取締役３人以上に決まりがありましたが、今は一人でも構いません。

創業間もない場合には親族を役員に入れる場合が多いようです。

実際に建設業の業務がある場合には役員報酬として給与を支払うことができます。

社長一人で年収１０００万円を取るよりも、社長５００万円、奥さん５００万円の方が税金は安いです。

これは所得税が超過累進税率といって所得が高くなればなるほど税率が上がる仕組みになっているからです。

役員になっていなければ奥さんが５００万円も取れないこともありますので、報酬を取る可能性があるのであれば役員にいれておいたほうがいいでしょう。

設立当初の会社の期間設計は、岡山の税理士などの専門家に依頼しましょう。