日本政策金融公庫の面談って?

創業融資


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起業間もなくの企業にはその事業の実績がないため、決算書や財務資料などから企業の実力をはかることができません。そのため、日本政策金融公庫では、これに代わるものとして、事業計画書の提出や、面談をすることで経営者の意欲や事業の見込みについての判断をしています。つまり、面談は金融機関がその事業に未来を予想する上で重要な判断材料になっていると言えます。面談によって融資金額が数十万~数百万の規模で変わってきますので、事前に面談について詳しく知り、万全の状態で臨みましょう。

面談場所

融資の申込後、面談の日時や場所、必要書類などについて記載された書類が届きます。

面談場所は日本政策金融公庫の支店または、自社の工場や店舗への訪問面談となります。

面談場所は公庫側が指定しますのでこちらから指定はできません。

公庫の支店での面談の場合、支店にもよりますがカウンターや個室、パーティションで区切った応接スペースなどが面談場所となります。

公庫側1~2名、こちらは1名で行うのが一般的です。

面談の際の服装

指定は特にありませんが、おすすめはやはりスーツです。

建設業で作業着がある方は作業着が会社の制服となりますので、作業着でも良いと思います。

その場合であっても、汚れていない、相手を不快にさせない清潔な作業着で臨みましょう。

見落としがちなのが靴です。スーツの場合は革靴やパンプスなど、服装に合った汚れていない物で臨みましょう。作業着の場合も汚れていない靴を選びましょう。

面談時間はどのくらい

面接時間は、おおよそ1時間~1時間30分程度です。

経営者本人が面談に臨みましょう。代理出席はできません

面談でされる質問

必ずと言って良いほどされる6つの質問は以下の通りです。

  • 創業の動機を教えてください
  • これまでの経歴・職歴を教えてください
  • 自己資金はどのようにして貯めましたか
  • 入金と支払いサイクルの計画
  • 事業がうまくいく根拠
  • 取り扱う商品・サービスの強み・弱み、他社との差別化できる点

面談時にやってはいけないこと

金融機関は事業者に融資をしたいと考えていますので、想像より和やかな面談になることがあります。その場合であっても「いくら借りられますか?」といった質問は絶対にNGです。

日本政策金融公庫は資金使途が不明瞭である融資は行いません。本人にその意図がなくとも、この質問は、資金使途が明確でない、とりあえず借りられるだけ借りたい、手元にお金を置いておきたいという発想と判断されてしまいます。

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