建設業創業で、商号を決める時ポイントって?
会社設立
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商号(会社名)は、会社法上のルールさえ守れば、自由に決めることができます。
会社にとって大事な商号ですので、岡山県で建設業の会社設立する場合に抑えておきたいポイントを見てみましょう。
・事業内容が伝わりやすいか
設立当初は、まず自社を知ってもらうことを重視し、事業内容が誰から見てもわかりやすい会社名にするとよいでしょう。会社名は、後から変更することも可能です。
会社名だけで事業内容がある程度伝われば、例えば遠くから看板を見たり、電話帳で社名を見ただけの人から問い合わせがあるかもしれません。その事業に力を入れていることも伝わりやすいでしょう。
始めて会う相手に自身が説明する手間も、相手に疑問を抱かせることもありません。
・覚えやすいか
すぐに覚えてもらい、取引先候補などとしてすぐ名前を挙げてもらうには、覚えやすさが重要です。覚えやすいということは、忘れられにくいことにもつながります。
語呂やリズムがいい、インパクトが強いと覚えやすいですね。
前項の説明とは逆に、あえて珍しさを盾に「どんな会社なんだろう」と疑問を持ってもらうのも1つの方法です。
・長すぎないか
長すぎる会社名は、インパクトはあるものの覚えてもらいにくいです。
知らないところで「○○ナントカ」「なんとか○○」などと勝手に略して呼ばれてしまうのが目に見えています。
・読みやすいか・聞き取りやすいか
電話での取引や問い合わせなどが多いなら特に、読みやすさ・聞きやすさも重視すべきポイント。
パッと見で読みやすければ、覚えやすさにもつながります。
読みにくい、聞き取りにくい会社名では、相手に聞き直しの手間をかけさせたり、覚え間違いをされたりする可能性が高くなり、社員もストレスを感じかねません。
・紛らわしくないか
他社と似たような社名を付けることは、会社法のルール上でも問題ですが、紛らわしいことは他にもデメリットとなり得ます。
顧客が他社と間違えてしまったり、相手先が発注ミスをしたりする可能性も。
SNSで口コミなどをされる際も、他社と間違えられ、とばっちりなどの被害者となる可能性もあります。
また、日本語には、形が似ている漢字とカタカナが存在しています。「エ(子業の工、エリアのエ)」や「夕(夕食の夕、タイのタ」「二(二重の二、ニスのニ)」などがその例。続けて使うなど、カタカナとの区別がつかない形で使うのは避けたいところです。
〇まとめ
以上のポイントを押さえて、満足のいく会社名を考えてみてください。
会社名が決まると、いよいよ会社設立か、という気持ちになるのではないでしょうか。
気持ちのいいスタートをきりましょう。
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